柏の葉スマートシティの新たなコミュニティ作りの一つとして、柏の葉キャンパス駅の北側高架下に屋台をモチーフにした飲食店が2018年の6月にオープン予定です。

カウンター越しのコミュニケーションを大切にした、3坪~6坪の非常にコンパクトな店舗になるようです。
店主募集の公式ページはこちら→店主募集

なお、上記ページのタイトルが『屋台村』となっていますが、それが正式な名称なのかはまだわかりませんね。店主は街の人気者としてコミュニティの核になって頂きますとのこと。街の人気者!!

 

【追記】『かけだし横丁』という看板が掲げられています。屋台なのか横丁なのか。横丁はブームですからね。

 

家賃14万円

家賃は3坪で約14万円とのことです。(6坪タイプは約28万円) 『約』というのが気になりますが、家賃14万円が高いのか安いのか、それを判断するために坪単価で見てみたいと思います。このお店の場合は14万円÷3坪で、坪単価4.6万円です。

ぱーっと柏駅周辺での飲食店の物件を見てみました。もちろん、駅からどのくらい離れているのかとか、何階なのかでも家賃は変わるのですが、坪単価4万円を超える物件は見当たりませんでした。というか3万円超えもなかったですね。

なお、東京都内での飲食店の場合、坪単価3万円を超えると一等立地というのが一つの相場のようです。そう考えるとこの屋台に関しては、単純に家賃だけを考えるとかなり高いということになりますね。

 

何屋をやるか

マーケットインとプロダクトアウトという考え方があります。この2つでわけて考えるというのも今はナンセンスという流れにはなっていますが一つの考えとして残しておきたいと思います。

簡単にいうと、マーケットインは立地のニーズに合わせた商品を提供することで、プロダクトアウトは売りたい商品を売るということです。

プロダクトアウトの発想であれば、それはもう何でもいいわけです。美味しいラーメンを作る自信があるのならラーメン屋さんをやればいいですし、海外で流行っている料理を提供なんていうのもいいのではないでしょうか。

 

マーケットインでは市場のニーズを捉えなければならないのですが、それが簡単に出来れば苦労はしませんね。

例えば『柏の葉キャンパス』というのをgoogleで検索をしますと、下の方に関連検索キーワードとして『柏の葉キャンパス ランチ』というものが出て来ます。さらにそれで検索をすると、『柏の葉キャンパス ランチ 野菜』というキーワードが出て来ます。他にも『子連れ』とか『個室』とか、いくつか出て来ます。

さて柏の葉キャンパスではなく、柏で同じように『柏 ランチ』で検索をすると『柏 ランチ 定食』『柏 ランチ バイキング』など、ちょっと結果が変わることになります。

簡単ではありますがこれがエリアによるニーズの違いですね。柏の葉キャンパスでは、ランチで野菜の料理を食べたいというニーズがあると推測出来ます。あーしかしこれはランチなので夜の屋台には合致しませんね・・・

 

ペルソナを考える

実際にお店に来てくれるであろうモデルユーザーをペルソナといいます。ペルソナは、これでもかというくらい詳細に人物像を設定します。そしてそのペルソナが満足するであろう商品やサービスを徹底的に追求していくことに注力をしていきます。

名前:橋野若人(はしのわかと)
生年月日:1982年9月10日
家族構成:妻(30歳正社員時短勤務) 子(3歳保育園 男児)
住まい:柏の葉キャンパス駅徒歩3分分譲マンション(35年ローン)
世帯年収:800万円

続きは時間のあるときに・・・では!